お母さんの声をきっかけに商品化へ
カリッポリッと食感がクセになる、ちょっと堅めのおからのおせんべい「きらず揚げ」。お豆腐屋さんが作ったお菓子として1995年に誕生しました。
商品開発当時は、やわらかいお菓子が主流で、おからを原料とする性質上、堅くなる製法を改良しなければと試行錯誤でした。そんなとき、地元生協の交流会で組合員の女性から、「堅いお菓子は子どもの歯固めにもなるので是非作ってほしい!」とのお母さんの声をきっかけに、商品化へとつながったのです。
安心安全な主原料にもこだわりました
小さなお子さんを持つお母さんたちに喜んでいただけるよう、主原料にもこだわりました。国産大豆100%の自家製おから、小麦粉は地元・愛知県産を使用。ほんのりした甘さは鹿児島県のミネラルを含んだ粗糖を使い、全体の味を引き締める塩も長崎県産です。仕上げの揚げ油は圧搾一番搾りの菜種油で香ばしくするため焙煎タイプを選んでいます。どれも自分たちの目線で選んだ安心安全な原料です。
オリジナルカットの特徴的な波型
特徴的な波型は、小さなお子さんでもパリッと割れやすいよう開発したオリジナルカット。きらず揚げは、食べてもらう子どもたちの笑顔を思い浮かべながらできたお菓子です。
きらずという言葉は、切らない野菜という意味で、今でも一部の地域で使われているおからの古語です。発売から数十年経ち、今では数十種類の味のバリエーションができました。子どもから大人まで楽しめる「きらず揚げ」を是非一度ご賞味ください。